ゼアキサンチンとは

特に黄斑部の保護に有効とされる成分

ゼアキサンチンは、ルテインと同様にカロテノイドの一つですが、βカロテンに似た脂溶性の物質でルテインの構造異性体でもあります。

構造異性体というのは、構成は似ているものの、原子の結びつきが異なるというような意味合いがあるようです。

つまり、どちらも基本的な働きは似ていて、どちらも網膜を保護する働きに優れているそうです。ですが、ゼアキサンチンの方が黄斑に多く存在するという事からも、ゼアキサンチンの方が黄斑を保護する働きに特化しているという事が伺えます。

ドクターズチョイスのルテイン40mgは、1粒に含まれる成分のほとんどがルテインで、ゼアキサンチンの量が2mgと少なく感じるかもしれませんが、ルテインを材料としてゼアキサンチンが作られるので、成分量に関する問題は無いと思います。

また、サプリとして、その成分バランスで構成されているのは、たまたまそうなっているわけではなく、専門的な知識が投影されての結果なので、そういった意味を踏まえると、ゼアキサンチンよりもやはりルテインの配合量が重要という事に変わりありません。

黄斑部のみを保護すれば網膜の病気にかかりにくくなるのではなく、ルテインを必要量摂取し網膜全体を保護する事が、結果として、目の病気を未然に防ぐ事になる、もしくは、改善する事に繋がるのだと思います。

そういった意味でも、ゼアキサンチンの必要性を意識しつつ、その材料ともなるルテインの摂取を心がけてみることが改善に繋がってくるものだと思われます。

同じ網膜でも保護レベルが異なる

まず、ルテインは、網膜全体に分布しているそうです。

対するゼアキサンチンは、中心窩に集中しています。

網膜の面積は、黄斑以外で全体の99%を占める組織になりますが、周辺視野として、ものの第一印象を決める事。焦点を合わせる前段階として、全体像を掴む事が必要で、その時に、サポーター的な役割を担います。

また、網膜が脳の視覚野で占める割合は、全体の50%程であると同時に、視野(実際に目に見える範囲)としては、全体の90%以上にも及ぶそうです。

つまり、大まかな視界を捉える上で欠かせないのが網膜。

紫外線などの有害な光に関して言えば、一極集中する事は少なくいので、ルテインが細胞を守る上で最適なようです。

対して、1%しかない黄斑には、視界の中心を映像化する為に欠かせない中心窩を含みます。こちらも、脳の視覚野で占める割合は、50%程。

  • 網膜:99%程:90%以上:50%
  • 黄斑(中心窩):1%程度:10%程度:50%

網膜全体のたった1%にも満たない大きさの黄斑が、視覚野という脳の映像処理施設の半分も使う必要があるという事は、それだけ、視細胞が密集しているのだとわかります。

これだけ重要な組織なので、ルテインを生体内代謝し、更に強化したゼアキサンチンを局在させる事で保護しています。

かつては、ルテインとゼアキサンチンは同じキサントフィル類ながら、共存する別物という認識があったそうですが、今では、ルテインから作られるという事がわかっているので、どのみち、材料としては、ルテインが多いに越したことが無いと理解できます。